先はずっと長いのです。

 就職して、一番身近にいるのが、やはり同期入社の仲間だと思います。輝ける期待や、不安、または愚痴の言い合いなど、その存在は本当に心強いものです。よきライバルで、よき友人。就職したての頃は、右も左もわからない中で、少しでも早くいろんなことを覚えたい、失敗したくないという思いがとても強くなります。ライバルがいるならなおさらです。

 

 周りもどうしても同期同士を比べてしまったりしますので、あいつよりデキる自分でありたい、後れを取りたくないという気持ちが、熱くあるものです。そこで、あいつより出來る自分であったならいいのですが、逆だった場合、ちょっと後れを取ってしまっている場合、その焦りようと落ち込みようは、半端ではありません。

 

 私が入った会社は、新入社員1年目にいくつかの試験がありました。実際、それによって評価がどうこうというわけではなく、新入社員が勉強することに意味があったのですが、同期よりいい点数が取りたい、1点でも多く。

 

 万が一、すごい差で劣っていたらどうしようと思いだすと、もういてもたってもおられず、就業中でさえ、勉強したい気持ちでした。「勉強してる?」「全然してないよ」などというぎくしゃくした会話も懐かしいですが、やはりこういう気持ちはいい方向に向けたいですね。実際、1回目の試験は、残念ながら私のほうが少し点数が低かったのでした。

 

 周りの上司はどう思っているんだろう、先輩たちは、○○のほうが優秀だと思ったに違いないと、もう恥ずかしくて、マンツーマンで教えてくださっている先輩には申し訳なくて、激しい落ち込みに見舞われました。

 

 しかし、そうではないのです。会社にもよると思いますが、試験というのは、社員同士の格付けをするものではありません。ましてや新入社員ですもの。ライバルに負けじと、切磋琢磨することに意義があるのです。後から思い返せば、本当に同期と共に笑い話ですが、その後の試験では私のほうが少しずつ高い点数を取り、その同期も、もうこの先真っ暗だと絶望していたそうです。

 

 この先何年その会社に勤めるでしょうか。男性でも、女性でも、これから何年も仕事をしていくのです。評価はゆっくりゆっくりついてくるものです。最初にロケット発進した人でも、途中で躓く人もいますし、始めはパッとしない人でも、時間が経ってくると、あいつに任せておけば心配ないというような評価になってくる人もいます。

 

【参考サイト】
高校中退の就職サイト
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 新入社員の時の出来事は、大抵は年々かすると笑い話になることが多いですので、あまり気負いすぎず、これからの長い社会人人生を、総合的に◎にできるように、ゆっくり頑張っていきましょう。



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